虫が苦手な方にとって、洗濯物を取り込む時間は毎日がドキドキですよね
特に春や秋は洗濯物にとまっている虫に遭遇する確率が上がって、気がきではありません
私も虫が大の苦手…
特にピンチハンガーに吊るした靴下などの細々した洗濯物
これに虫が付いているのに気づかず家の中へ招き入れてしまった日には…
THE ENDッッ!！
もう死活問題です
そこで、洗濯物用の虫除けネットを探してみたところ、かなり大掛かりだったり、雨よけ重視だったり…
手軽に購入できそうな虫除けネットがないな〜
本当は洗濯物全てをガード出来る虫除けネットが欲しいけど金額と大きさ的に難しい…
そこで、洗濯物用の虫除けネットを自分で作ることにしました
※本記事はピンチハンガー用の虫除けネット制作方法をご紹介します
虫除けネットを１００均商品で作る方法
私は裁縫が苦手なので全て手縫いで制作しました
家事育児の隙間時間にコツコツ仕上げて、完成まで２週間…
作り方自体は単純なのでミシンが使える方はもっと短時間で出来ると思います
後々思いついたのですが、今は便利な「裁ほう上手」というものがあるのをご存知でしょうか？
裁縫が苦手な私にとって、とてつもなく便利だったので後でご紹介させて頂きます！
必要なもの
洗濯物の虫除けネットを制作する前に必要なものを確認しましょう
- 洗濯ネット４つ(60×60サイズ)
- 裁縫道具(針、糸、はさみ)
- マジックテープ
- 貼れるシールフェルト
- ファスナー
全て100均で揃えられるものばかりです
100均以外でも虫除けのネットは様々な所で販売されています
ただ、今回は…
- 出来るだけ安く手軽に
- 縫い合わせる手間を減らす
この２点を重視した為、100均の洗濯ネットを使用しました
作り方
それでは作り方をご紹介します
1.洗濯ネットを裁断
まずはピンチハンガーを用意しましょう※
※制作する虫除けネットのサイズ感を把握するのに使います
その上に洗濯ネットを上の画像のように２つ並べ、端を裁断します
こんな感じに端っこをチョキチョキ…
裁断出来たらこんな感じに一枚の大きな長方形になります
もう一つのネットも同じように裁断します(計２枚)
裁断したネットはこんな感じに縫い合わせる予定
※画像は仮止め中の虫除けネット
2.残り２つの洗濯ネットを裁断
お気付きでしょうか？
実は目の荒いものと細かいもの2種類の洗濯ネットを２枚ずつ使用しています
後の工程で出てきますが目の荒いネットは縫い合わせるのが大変…！
その為、目の細かいネットと荒いネットを使用しています
縫いにくさを気にしなければ、4枚全て目の荒いネットでも問題なし
仮止め状態ですが、上の画像のように縫い合わせる予定
3.洗濯ネットを縫い合わせる1
こんな感じでピンチハンガーに対して４面覆えるようにネットを置く
針と糸で縫っていきます
白いネットのところは目が荒く、縫いづらいです
今の段階で縫い合わせる場所はこちら↓
中央のあたりにネットが重なりぴらぴらしています
後の工程でマジックテープをつける箇所なので今はこのままでOK
4.洗濯ネットを縫い合わせる２
次に上の画像の色別の通りに端を縫い合わせていき、箱状に仕上げていきます
ネットの端同士を縫い合わせるとこんな感じ
洗濯ネットの下の方は縫い合わせ未完了ですが後でファスナーを付けるので今はこれでOK
5.マジックテープを付ける
先ほど「ネットが重なっているぴらぴら部分」と言っていた箇所にマジックテープをつけます
100均の商品は長さが短いため４つ必要
ここはピンチハンガーに虫除けネットを着脱する時に開閉する場所になります
ピンチハンガーの竿にかける部分が出せるように、中心だけ少し間を空けるのが◎
マジックテープを付けるとこんな感じ
ただ、洗濯ネットにマジックテープを貼り付けただけだと弊害が…
- マジックテープが剥がれやすい
- マジックテープ裏のシール部分がペタペタする
ということで、マジックテープの裏に布をあてることにしました
本来は適当な布を当てて縫い合わせれば良かったのですが、途中で縫うのが面倒になってきまして…
なにせ全て手縫いですから！…
シール付きのフェルトを貼り合わせる事をひらめき試すことに！
6.マジックテープの裏にシールフェルトを貼る
これも100均商品のシールフェルト
ハサミで切れて、貼れるのでとても便利です
こんな感じでマジックテープ裏のペタペタを隠すように貼ります
念のため、シールフェルトとマジックテープも軽く縫い合わせました
※外で使うものなので強度を上げる為
7.洗濯ネットの底面づくり(縫う)
先ほど、縫い合わせが未完了だった部分を縫っていきます
目の荒いネットと細かいネットを縫い合わせるのは大変ですが気合いで頑張ります！
目の荒いネット、スカスカして縫いづらい〜
底面の中心にネットが重なってぴらぴらしている部分が ありますが今はこれでOK
8.ファスナーを付ける
製作中の虫除けネットも完成間近です！
これから底面にファスナーを付けていきます
底面に合わせてファスナーを切ります
ファスナーを縫い付ける時にズレると面倒なのでまち針で仮留め
ひたすら縫い付けます
この時に目の細かい洗濯ネットの方が縫い付けやすいです
全て縫い終えたらこんな感じに仕上がりました
完成！！お疲れ様でした！！
手縫い作業は地道過ぎて大変でしたが、できなくは無いです
本当はミシンが使えたらな…
ファスナーはこんな感じに開閉します
洗濯物を取り出すときやピンチハンガーを出す時に便利
ピンチハンガーの取り出し方
ピンチハンガー用の虫除けネットが完成したので使い方をご紹介
普段、洗濯物を干す時にその都度ピンチハンガーを外す必要はありません
ただ、ネットを洗いたい時の為にピンチハンガーの取り出し方を紹介します
まずは側面に付いているファスナーを全開にします
またはネットの上につけたマジックテープをビリビリ…
虫除けネットを開きます
次に、ピンチハンガーを折り畳みます
先に開けておいたネットの穴からピンチハンガーを取り出せばOK
洗濯物の虫にお困りの方はぜひ試してみてくださいね
虫除けネットを作る時間がない方へ
手作りのネットはコスパが高く、個人的にはおすすめですが
作る時間なんてない！手っ取り早く手に入れたい！
ピンチハンガーのネットだけじゃ足りない！
という方のためにこんな商品を発見したので載せておきます
使ったわけではないですがシャツなどのハンガーものがスッポリ入るのは魅力的ですね！
↓商品の紹介画面に小さく虫の画像出て来ます。苦手な方はご注意を！
|
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/20fd4789.a5b56308.20fd478a.9a45d54d/?me_id=1244549&item_id=10001791&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fyorozuitoya%2Fcabinet%2Fboutyunet%2Fboutyunet_img05.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
洗濯物をネットで覆ったら生乾き臭は？
せっかく虫除け出来ても洗濯物が生乾きになるなら本末転倒
何の為にリスクを背負いながら外干ししているのか分かりませんよね
個人の感想にはなりますが、生乾き臭は記憶では1回あったかな？くらいです
基本的に虫対策で使う時期が高温や日差しが多い時期なので
洗濯ネットが覆っていようがお構いなく乾いてくれます
また、生乾き臭については洗濯後３時間以内が勝負らしいです
なので、選択が終わったら出来るだけ早く干すようにすれば尚良いかと思います！
お裁縫苦手さんでも簡単に裁縫できる便利グッズ
先にお伝えしましたが、最近は針と糸が扱えなくても布同士をくっつけることが出来るのをご存知でしょうか？
まるでボンドのように塗りつけて簡単にお裁縫出来る便利グッズがこちら↓
使い方は布に塗りつければ良いのですが
今回はネットという少々くっ付きにくい素材のため
ネットの両側に当て布をして、塗ることをおすすめします！
↑上記画像の黄色い布が当て布です
まとめ
低コストでピンチハンガー内の洗濯物を虫から守り着脱も簡単な虫除けネット
自作にしてはなかなか良く出来たな〜
と、自画自賛しながら毎日使っています
気になる方はぜひお試しください！
コメント