子どもの頃の体験は大人になっても覚えていたり
その後の好き嫌いを左右したりと
子どもに与える影響がとても大きいと感じます
世の中にはたくさんの幼児用学習教材や知育グッズなどがありますが
私が息子に試したフラッシュカードもなかなかの影響力でした
フラッシュカードの体験記事についてはこちら
ただ、子育て中に感じたのは知育玩具やフラッシュカードよりも
子どもが実際に体験するということがどれだけ大切で子どもの成長につながるかということです
そう考える様になったのもこんな出来事があったから…
フラッシュカードより体験することの方が大切!?
フラッシュカードは単語や名前を覚えるにはとても有効な学習方法のようですが
子どもにとって一番大切なのは単語力でも情報量でもなく
体験から生まれる様々な感情や記憶なのでは?
と感じた出来事をご紹介します
子ヤギへの餌やり体験で息子の"伝えたい欲"が爆発
2歳の息子と子ヤギへのエサやり体験をした際
それまで、ヤギの事をほとんど知らなかった息子
近くでヤギ用のエサ(にんじん)が売っていたので
いい機会かなと思い、購入して息子と柵の中へ…
大きさは中型の犬くらいで可愛らしい子ヤギちゃん
わぁ〜子ヤギちゃん可愛いなぁ
…しかし
エサを持っている私と息子を見つけた瞬間に
猛ダッシュでこちらへ来る子ヤギ!!!
ぎゃー!こわいー!!ごわいーーー!!
息子は子ヤギちゃんが猛進してくる姿にすっかりビビッて
ずっと私の足にしがみつき
私を盾にしながらエサをパクつく子ヤギちゃんを見つめていました
エサやりが終わり、柵の外へ出た私と息子
安心したのか、今自分が体験した子ヤギの話を
つたない言葉で一生懸命私に伝えようとしてくれました
ヤギさん、にんじん、食べた!!
ヤギさん、はやいー!!
ヤギさん、ヤギさん…(長いので割愛)
うんうん、そうだね!ヤギさん、人参を美味しそうに食べてたね
今までヤギの事をほとんど知らなかったのに
一度体験しただけでこんなにヤギについての話を出来るようになるなんて驚きでした!
その数日後、子ヤギの居た柵がある場所を通ると…
ここにヤギさんいる!
と、子ヤギにエサをあげた体験の事を何回も話してくれる息子なのでした
子ヤギへの初餌やり体験を終えて
「百聞は一見にしかず」ということわざもありますが
やっぱり、聞いたり読んだりするより実際に見る大切さを実感しました
そして、体験することで「この事を誰かに話したい!」と思い
言葉にしようと一生懸命になるみたいです
この『誰かに話したい(伝えたい)』気持ちが芽生えることで
コミュニケーション能力も鍛えることが出来るのではないでしょうか?
子ヤギが意外に早く動くこと
エサを見ると怖いくらい必死に食べること
匂いや鳴き声など数えきれないほど多くの情報を
怖かった!びっくりした!でも可愛かった!という
自分の気持ちと共に記憶することが出来るので
体験に勝るものは無いなぁ・・・と感じる出来事でした
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