フラッシュカードのデメリットが怖い!子供の生気が奪われる!?

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フラッシュカードが並べられている様子
この記事は約8分で読めます。

フラッシュカードと聞いてどんなイメージを持っていますか?

子どもの頃からやると右脳が鍛えられて・・・映像記憶の能力が身に着くらしい!?とか…

 

某有名子役が通っていた幼児教室でフラッシュカードを取り入れていて天才子役をつくりあげたとか…

 

小さな子供でも難しい文章を暗唱出来たり、

パッパッパッと見ただけですべてのカードの内容を暗記していたり!!

まるで天才!!

 

うちの子も幼少期からフラッシュカードを取り入れれば、天才的な能力が身に着くかも!?

フラッシュカード=天才への近道のようなイメージを抱いている方もいるのでは?

 

でもそれは危険で誤ったイメージです!

調べてみるとフラッシュカードがもたらす本当の効果がみえてきました

 

また、フラッシュカードをやり過ぎると子供にどんな悪影響があるのかもまとめてみました

先にお伝えしておきます…

フラッシュカードが子供にもたらす効果より、やり過ぎによる悪影響の方がはるかに怖いです…

 

フラッシュカードを否定する訳ではないです

でも、きちんとした理解のもと行うべきだと痛感しました

それでは一緒にみていきましょう!

 

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フラッシュカードが右脳を鍛えるはウソ!?

驚く女性

こんな話を聞いたことはありませんか?

フラッシュカード=映像記憶の能力が身に着く

残念ですが、これについての根拠は医学的に証明されていません・・・

 

なので、いくら幼少期にフラッシュカードを毎日したところで映像記憶の能力が身に着く保証なんてどこにもないんです

では、どうしてフラッシュカードをすると右脳が鍛えられるというイメージが広がったのでしょう?

右脳と左脳の違い

右脳と左脳は一般的に下記のように呼ばれることが多いです

右脳…イメージ脳、感覚脳、芸術脳

左脳…論理脳・デジタル脳

参考:幼児教材ナビ

 

右脳と左脳の違いがフラッシュカードと関係あるの?

その答えはフラッシュカードのやり方にヒントがありました

 

フラッシュカードのやり方

1秒間に1枚以上のかなり早いテンポでカードを見せながら

「うま、ねこ、ぞう、いぬ、うさぎ・・・」などの名前や単語を読み上げていく

(1セット10枚程度で行う)

参考:おうちで知育

 

ぽん
ぽん

ポイントはかなり早いテンポだということ!!

早いテンポで次々に情報を受け取ることで論理的に考える左脳が処理する時間を与えられず理性のブロックが外れるのだとか

その為、フラッシュカードの内容を右脳に直接インプットすると言われています

参考:STAR☆SHIP

 

ひらめきの電球

フラッシュカードの早いテンポによって左脳が処理時間を与えられず

右脳を使わざるを得ない状況を作り出していた!!

このことがフラッシュカード=右脳というイメージに結びついたと言えます

 

ここで右脳がイメージ(映像)や感覚、芸術などをつかさどっている脳なことから

フラッシュカード=右脳=映像記憶の能力を鍛える

というイメージが広まったのではないでしょうか?

 

ちなみに最近はYouTubeなどでもフラッシュカードの動画などがアップされているそうですが

そもそもYouTube自体も子供に見せすぎるのってどうなんだろう?

と悩まれる親御さんも多いのでは?

気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね♪

関連記事

 

フラッシュカードをすることで得られる効果

情報をインプットするイメージ画像

フラッシュカードをすることで得られる効果とはいったい何でしょう?

 

それは単語や名前などの情報を大量に脳にインプットすることが出来る!!

これだけです

 

幼少期から色んな名前や単語を知っていたら天才児に見えるかもしれません

でもそれは、ただその言葉を(もっと言えば文字列を)知っているだけ・・・

特殊能力を得たわけでも右脳を鍛えたわけでもないんです

 

多くの情報を合理的に子供に覚えさせたいなら

フラッシュカードは意味があるのかもしれませんが

単語やモノの名前はいずれ経験と共に覚えていくもので

無理に多くの単語や名前を幼少期に覚えさせる意味はあるのか

疑問に感じます・・・

 

フラッシュカードのデメリット

 

フラッシュカードの効果は分かったけどデメリットはあるの??

調べてみると結構いろいろ出てきました・・・

 

デメリット
  • 突然、独り言や奇声を発するようになった
  • 生気が見られず、物事に無関心になった
  • 反射的に文字やマーク、物の名前に注意がいってしまう
  • 子どもの自主性が育たない
  • 子どもの思考力が育たない
  • 機械的な声で話したり読んだりするようになった

参考:幼児教育ナビ

参考:STAR☆SHIP

 

大切な我が子の為にフラッシュカードを行ったのに

結果的に無関心になったとか生気が見られなくなるというのは

親としてはかなり悲しいですよね・・・

 

今回デメリットであげた内容はかなり多くのフラッシュカードを

長時間や長期にわたって行った末

子どもに現れた現象だと思われます

 

やり過ぎなければ問題ないと思いますが

フラッシュカードの効果とデメリットを天秤にかけた時

デメリットの方がはるかに重いな・・・と感じてしまいますね

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実際にフラッシュカードを購入してみた感想

フラッシュカード数枚

ここまでフラッシュカードについて色々とお伝えしてきましたが

実は私、先日フラッシュカードを購入し

2歳の息子に数日間やってみました!!

 

家庭でやったので幼児教室などとは質が違うかもしれませんが

1秒に1枚というやり方は理解した上で実施!

 

ぽん
ぽん

そんな数日間の率直な感想をお伝えします

実施内容 どうぶつのフラッシュカード10枚を1秒に1枚ペースで息子にフラッシュ!
【いぬ・かば・ぞう・らいおん・・・・・・・ぱんだ】

 

1日目
1回目 ぽかん・・・とする息子
2回目 最後のカードの動物(パンダ)だけ反応
3回目 「 ぬ、 ば、ぞう、・・・んだ!!」と何かリピートしてる感じ

 

2日目
1回目 「いぬ、 ば、 う、 ん、・・・・ぱんだ!」と少し言えるように♪
2回目 1回目よりもっと言えるようになり・・・
3回目 テンポが楽しいのか「もっかい!もっかい!」アンコールをリクエスト

※始めて2日目にして本人も楽しんでるし、これはイイかも!!と思っていた私・・・

 

3日目
1回目~2回目 これまでより少しずつリピートして言えるようになってきた
3回目 飽きてきたのかフラッシュ中にカードを取りにきて、バラバラにして遊び始める・・・

 

4日目

ひとりで遊びながらフラッシュカードのテンポで何かぶつぶつ言っている息子!!

そんな息子に

ぽん
ぽん

かいくん、動物カードみる?

と聞いてみたら…

かいくん
かいくん

いらないっ!!

…とハッキリ断られました

先ほどご紹介した「フラッシュカードのデメリット」にあった

「突然、独り言を発するようになった」

という行動に近いブツブツと何か言っている様子が4日目にして現れました

 

息子がフラッシュカードを拒否してからは、こちらから何回誘っても乗り気になってくれず

そのままフェードアウトしてしまいました

 

今ではフラッシュカードはやめてしまったものの

開始して数日で動物の名前を覚えていく息子を見て

子どもへの影響力の大きさ子どもの吸収する力の凄さを実感しました

 

改めてフラッシュカードは多くの情報を短期的に覚えさせたい場合は有効かも!

ただ、意外に早い段階でデメリット的な独り言を言い始めたので、やっぱりデメリットの影響が心配…

 

もし、これから取り組もうとしているパパやママは本当にフラッシュカードが我が子に必要なのか考えた方が良いかも知れません

フラッシュカードより子どもの成長にもっと大切なこと

使い方や用途・目的によっては高い効果を発揮しそうなフラッシュカード

ただ、子どもの成長にもっと大切なのは実際に体験することなのでは…?

と思う出来事があったのでご紹介します

まとめ

最後に簡単にまとめておきます

  • フラッシュカードが右脳を鍛える医学的根拠はない
  • フラッシュカードをすることで得られる効果は多くの情報をインプットできること
  • フラッシュカードのデメリットは独り言や奇声、生気が見られず、物事に無関心など様々な影響が!
  • 実際にフラッシュカードを購入してみると息子にもデメリットの影響か?

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