嬉しく幸せな妊娠発覚から一転!!
妊婦検診でNTの厚みを指摘され…
我が子のダウン症の可能性を告げられたら、負のループに入り込んでしまう妊婦さんは結構いるのでは?
※胎児の染色体異常(ここでは特にダウン症)の可能性はどの妊婦さんにもありますが、NTの厚みによって確率の高さが変わります
それも、NTを指摘されるのは妊娠12週頃
その際、羊水検査を受けたくてもすぐには受けられない!
何故なら羊水検査は胎児の大きさや羊水の量により妊娠16週頃からでないと受けられないんです
じゃあ、その間の4週間はどのように過ごせば良いの?
4週間なんて長すぎて待っていられない!!
妊婦さんの心境はどんな感じなの??
不安と疑問に押し潰されそうな妊婦さんへ
過去にNTを指摘され羊水検査を受けた筆者の経験をお話したいと思います
NTを指摘された直後〜1週間の心境
妊娠12週頃の妊婦検診でNTを指摘され、羊水検査をするという決断をした筆者
でも、羊水検査までは4週間待たなければいけませんでした
率直に長過ぎる…
待っている間に不安で精神が崩壊しそう!!
もしかしたら、このお腹の赤ちゃんがダウン症かもしれない…
そんな信じたくない現実を受け入れる事が出来ず、初めの方は
- 産婦人科のお医者さんの計測ミス
- きっとヤブ医者
- 羊水検査を無理に勧めて検査費用で稼ごうとしている!!
などと現実逃避的な思考になっていました
それから、ネットでNTやダウン症を検索する日々…
幸せな子連れは恨めしく思い、なんで自分がこんな辛い思いをしなければいけないのかと他人に嫌な目を向けるように…
人って不安になると良くない方向にいっちゃいますね…反省
- 知り合いに会いたくないので外に出ない
- 家に籠もってネットで検索
- テレビを見てぼーっと過ごす
ドラマや映画を見てて、何でもないときに涙が溢れるという情緒不安定な感じでした
この一週間を一言で言えば「闇」でした
NT指摘後 2週目の心境と過ごし方
1週間目に精神の闇の中で検索魔と化した筆者のNT指摘後2週目の心境は…
一言でいうと「諦めモード」
前の一週間の間にネットで検索し過ぎた為、読む記事がほぼ無くなり…
結局ネットの中に自分の探している答えは無いと気づきました
ネットで見かける内容は筆者ではない誰かの体験談
どれだけ記事を読んでも自分の赤ちゃんの染色体異常の可能性が無くなるわけではない
そう気づき、ネット検索を辞めました
そんな気づきがあった筆者がなぜこの記事を書いているのかって…?
それは、何も分からない状態が一番不安で精神的にも良くないと思ったからです
筆者自身、初めの一週間はとことん落ち込み、とことん調べ検索して、闇の中のドン底に落ちていました
ドン底まで落ち込むと、ふと思いました
「まだ、ダウン症と決まったわけじゃ無いのに何故こんなに落ち込んでるんだろう?」
そう気づいてネット検索を辞め、心境を変えることが出来ました
(※染色体の問題なので今から何かしたところで結果は変わらない)
こうして、心境が切り替わりました
筆者にとってはとことん落ち込み、何度も泣いた最初の一週間も必要な期間だったと思っています
だから自分の経験を記事にして、いま不安で押し潰されそうな人へ届いてほしいと思いました
そして、この時期の過ごし方ですが…
心境の変化はあったものの知り合いに会いたくない気持ちは中々変わらず
家に引きこもりがちなのは前週と同じ過ごし方のまま継続していました
NT指摘後 3週目の心境と過ごし方
2週目に心境の変化があったお陰か、3週目はネット検索は全然しなくなりました
染色体異常に対する不安が消えたのでは無く
今考えてもしょうがないという諦めの気持ちが良い方向へ働き、今は前向きに過ごそうと思えるようになっていました
これはおそらく、筆者にとって身近な存在であるパートナーや子供(第一子)が普段通りに過してくれていたお陰だと思います
暗く沈み込んでネット検索ばかりしていてもしょうが無いと気づいてからは、家族が普段通りに接してくれる事で気が紛れ、比較的元気に過ごす事が出来るようになっていました
NT指摘直後に普段通りに接されても気が紛れることは無かったと思います
①落ち込み→②諦め→③普段通りに接してもらう
この順番のお陰で徐々に落ち着きと冷静さを取り戻していけました
そんな周りのサポートのお陰で子供と一緒に公園へ行ったり、家事をする事も出来るように!!
3週目の筆者はかなり普段通りの過ごし方と精神状態でいられました
ただ、赤ちゃんの週数が増していくことに喜びを感じると言うより、羊水検査までのカウントダウンという心境
一般的な妊婦さんのようにお腹の赤ちゃんに語りかけたり、お腹を撫でて大切にするという感じでは無かったです…
そう考えるとやっぱり、普段通りに過ごせたと言いつつ、精神状態は普通じゃ無かったですね…
NT指摘後 4週目から羊水検査前日まで
ついに羊水検査まであと1週間となった頃
急にソワソワし始める筆者…
今まで遠い先だと思っていた羊水検査があと1週間で当日を迎える事に不安がぶり返し始めました
まず、羊水検査の方法に不安と恐怖を感じるようになり、ネット検索再び…汗
お腹に針を刺すって痛いだろうな…
羊水検査を受けた人のブログや記事を読みあさる日々…
そして、検査の結果、ダウン症だったらどうしよう…という不安に再度襲われ、1週間目に近い情緒不安定な感じでした
お腹もそれなりに目立つようになり、せっかく出来ていた外出も再び控えるように…
知り合いに「赤ちゃん出来たの?」と聞かれるのが嫌でした
聞かれてもこんな不安な心境だと祝福の言葉も嬉しくないし、今後の選択によってはもしかしたら悲しい現実になっているかも…
そんな事を思うと、予定日や性別などの話を幸せそうに聞かれるのはとても耐えられず…
筆者自身、笑顔で返答できるか自信が無かったからです
ましてや、お腹の子がダウン症かもしれないというデリケートな問題を話せるわけもなく
これを回避するには知り合いに会わない方が良いという考えになっていました
特に羊水検査の前日は寝付けず、食欲もあまりなく、不安過ぎて心身ともに健康では無かったです
羊水検査までの4週間で気づいた事
NT指摘後から羊水検査前日までの4週間で筆者の精神状態は上がったり下がったりを繰り返し
色々な感情を経験し、周りのサポートもあり、気づいた事があったのでまとめておこうと思います
- NTを指摘されてからの4週間はあまり赤ちゃんの事を考えないように愛情を持たないように距離をおいている自分がいた(勝手に自制してしまう)
- 不安から立ち直るには一回どん底まで落ちた方が短期間で済む
- ある程度落ち込んだ後は周りの普段通りの接し方が一番心に染みる(変に同情されると逆に精神不安定に逆戻り)
- 見た目は妊婦さんでもどんな悩みを抱えているか分からない為、むやみに「赤ちゃん出来た?」と聞くのは人を傷つける場合がある
- ネット上に無数に存在する情報に振り回される事もあるが、何も分からず不安だけを抱える状態は一番精神的に良くない→検索魔になるのも一つの立ち直り方なのかもしれない
- 親しい周りのサポート(パートナー等)は必ずあった方が良い!ひとりだけで問題を抱えると中々這い上がれない
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まとめ
あれだけ望んでいた赤ちゃん…
なのに、NTを指摘されてから色々な選択を考えてしまう…
妊娠・出産は多くの女性が経験している事ですが元気な赤ちゃんが産まれてきてくれる事は本当に奇跡ですよね
筆者はNTを指摘されてから羊水検査までの4週間で様々な感情の変化や気づきがありました
今、不安でいっぱいの妊婦さんも、その周りの方もお気持ちはよく分かります
そんな方々の気持ちに寄り添い、少しでも立ち直るきっかけになれれば幸いです
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