自分の子どもがお友達をたたく・・・
足で蹴ろうとする・・・
かみつく・・・
まさか自分の子どもがこんなに乱暴なことをするなんて!!?
どうして!?
こんなんじゃお友達と遊ばせられない(泣)
信じたくない現実に悩む日々・・・
これは数か月前の私の心の中です
現在2歳になる息子が
1歳半過ぎくらいから急に乱暴&短気になりました
色々と調べたり実践したりして
今ではすっかり落ち着いたのですが
本気で悩んだ私と同じ悩みに直面しているママたちへ
届きますように!!
大丈夫!!
必ず落ち着いてくれるはず!!
今から子供がお友達に乱暴してしまう原因と対策について考えていきたいと思います
なぜ幼児はお友達を叩く?乱暴になる原因とは
そもそも子供がお友達を叩いてしまう原因は何なのでしょう?
原因を一つに絞ることは難しいですが
年齢や家庭環境によって可能性の高い原因をまとめてみました
興味があるものは何でも触りたい!!1歳児
まだまだ自分の気持ちを発信したりコントロールするのが難しい1歳児
自分の気持ちにストレートに動くので
興味がわいた瞬間に触りに行っているというケース
コレなんだろう??
面白そうだから触ってみたい!!
でも優しく触ったりなどの力加減はまだ未熟
なので
近くで遊ぶお友達に興味がわいて
触ったら意外に力が強く
結果的に突然叩いてしまったという状況になることもあります
悪気はないけど
結果的に叩いてしまったという事があり得る年齢なので
ママは子供の興味の矛先を気にしておいた方が良さそうです
参考:mamagyutte
まだ言葉が出ないけど意思表示したい 2歳児
自分の要求や意思は強くなってくるのに
まだ言葉でのコミュニケーションをとるのが難しい2歳児
おもちゃや公園の遊具など
好きなもの・遊びたいものがあるのに
- お友達に取られた
- お友達が使っていて遊べない
- 一緒に遊びたいのに何て言っていいか分からない
など
自分の要求を伝えたいのに伝わらない状況が
お友達を叩いてしまうという結果に・・・
うちの息子はまさにこの状況だったらしく
公園で自分が遊ぼうとした遊具に
タッチの差で別の子が遊んでしまった際
これはぼくが遊ぼうとしていた遊具なのに取らないで!!
と言わんばかりに
お友達を叩いてしまっていました・・・
自立心と甘えたい気持ちの狭間で揺れる 3歳児
3歳くらいになると
言葉でのコミュニケーションが取れる子も出てきますが
個人差があり言葉でうまく伝えられない子は
手が出てしまうのはあり得る年齢
ただ、これに加えて他にも気を付けておきたい原因があります
それは家庭環境でのストレス
3歳くらいになるとそろそろ2人目(妹や弟)がいる子も多いのでは?
お兄ちゃんお姉ちゃんとして自立心が芽生える反面
まだまだ甘えたい年頃です
ママが赤ちゃんにいっぱいいっぱいになってしまい
お兄ちゃんお姉ちゃんへの愛情表現が手薄になってしまうと
- 本当は甘えたいのに甘えられない
- ママは赤ちゃんばっかお世話して寂しい
- ぼく(わたし)に注目してほしい!!
という欲求が「叩く」という行為で表現されてしまうことがあるようです
子供一人育てるのも大変なのに
2人以上いたらお世話も愛情表現も全部やろうなんて
ママがパンクしちゃいますよね
でもママからぎゅーっと抱きしめてもらえるだけで
子供はとても安心します!
幼児の乱暴をやめさせたい!!おすすめ対策法は2つ
お友達を叩いてしまう原因が分かったところで
次はどうやって直すのかを考えていきましょう!!
月齢とともに言葉でコミュニケーションが取れるようになって
自然と乱暴が落ち着く場合もありますが
それまで何も対策をしないのは気が気じゃないですよね
子供相手だとすぐに結果は出ないので
根気がいりますが
コツコツと取り組んでいけば必ず子供は応えてくれます!
〇✕で出来る簡単な対策法①
私がおすすめする簡単な対策法として
〇✕法をご紹介します♪
やり方は簡単!!
大きなジェスチャーと共に〇や✕と伝えるだけ
幼い子供は約15秒で言われたことを忘れるらしく
長々と理由を伝えても幼児にはあまり効果がないのだとか
子供の行為に対して「〇」「✕」のジャスチャーと
「〇だよ!」「✕だよ!」の声掛けをする だけ♪
例えば
子供がお友達を叩いてしまった時は・・・
ママが両手で大きく「✕」のマークを作り
少し低めの声で「ばつだよ!!」と伝える
※簡単に理由も足して「お友達を叩くのはバツだよ!」もOK
子供がお友達におもちゃを譲ることが出来た時は・・・
ママが両手で大きく「〇」のマークを作り
ニコニコ笑顔で「まる~!!」と伝える
※「おもちゃ譲れたね!マルだよ♪」でもOK
とっても簡単ですよね
この分かりやすさが子供に最も伝わりやすいんです!
一回だけではなかなか効果は見えないですが
根気よく続けることで必ず伝わります!
対策法① 〇✕法のメリット
「〇」と「✕」をジャスチャー付きで伝えるこの方法ですが
多くのメリットがあります
自分の子供以外の子がお友達や我が子を叩いた場合
ちょっと注意しづらいですよね
そんな時も〇✕法なら
「●●くん(ちゃん)、叩くのは✕だね!」
と優しく伝えることが出来るはず
「叩いたらダメでしょ!」と言うより柔らかい言い回しになるので言いやすいですね
また、自分のママがお友達にきちんと注意を伝えることで
子供は「叩く行為自体がやってはいけないことなんだと認識」できます
我が子が叩かれた場合は特に
「ママはお友達にも注意してくれた!」と思えるので
我が子の気持ちも大事にすることが出来るんです
子供が乱暴なことをしてしまったら
つい長々と理由を説明して叱ってしまいそうですが
幼い子供にはあまり効果がありません
端的に分かりやすく視覚と聴覚に訴えるこの方法の方が簡単かつ伝わりやすいです!!
子供を叱る時って怖い顔して大きな声出して
「こらっっ!!」って言ったりして・・・
正直エネルギーいりますよね
命の危険やけがをさせてしまうような危険な行為でなければ
そんなに大声で叱らなくても伝わります
ただでさえ子育てはエネルギーがいるのでママの体力はぜひ大切にしてあげてください
子供の手を取り優しく促す対策法②
もう一つご紹介したい対策法は子供の手を取り優しく促す方法です
これは1歳児などの小さなお子さんに有効!
例:子供がお友達を叩きそうな時
叩く前に子供の手をとり
「今、なでなでしようとしたんだよね!」
と優しくソフトな方へ促す
例:お友達を突き飛ばしそうな時
突き飛ばす前に止めてから
「一緒に遊びたくてぎゅーってしようとしたのかな?」
とポジティブなイメージに変換&子供の気持ちを代弁してあげる
例:もしお友達を叩いてしまったら
叩いてしまったお相手(お友達)にきちんと謝ってから
子供の手をとり
「お友達を叩くのはダメだよ」と声をかけ
「叩くんじゃなくて、なでなでしようね」
と優しいアクションに導きます
(ママが謝る姿を見て子供も謝ることを学習します)
叩いてしつける方法は逆効果!!
子供がお友達を叩いてしまった時に
「叩かれるとこんなに痛いんだよ!」と
お子さんを叱りながら叩いたりしていませんか?
叩かれる痛みを知れば他人の痛みも分かるだろうと
しつけの一つとして叩くことがあるかもしれませんが
それは全く意味がありません
むしろ
痛い・怖い記憶だけが残り
恐怖心を植え付ける結果になりかねないのでオススメ出来ません
また
子供は親の鏡です
叩くという叱り方は子供にも伝染し
悪いことをしたら叩かれると思い込んだお子さんが
お友達を叩くことで自分は正しいと納得してしまう恐れがあるので
子供の叱り方は本当に気を付けないといけないですね
まとめ
お子さんがお友達を叩く行為はなかなか見過ごせない悩みですよね
私も息子の乱暴な時期に悩んでいろいろ取り組みましたが
今回ご紹介した方法が一番効いた気がします
とても簡単なので是非試してみてください♪
今回の記事を簡単にまとめます
幼児がお友達を叩く原因とは月齢や家庭環境で様々!
- 興味があるものは何でも触りたい!!1歳児
- 言葉が出ないけど意思表示したい 2歳児
- 自立心と甘えたい気持ちの狭間で揺れる 3歳児
幼児の乱暴をやめさせるオススメの対策法は2つ
- 対策法① マルバツ(〇✕)のジャスチャーと声掛けで伝える〇✕法
- 対策法② 子供の手を取り優しいアクションへ導く対策法
叩いてしつける方法は逆効果!!正しければ暴力をしても良いと勘違いさせてしまう恐れあり
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